潤活日記

超還爺のサイクルライフ

伊豆の銭湯



伊豆の銭湯へ立ち寄り。

まずは箱根を越えて三島から伊豆半島を南下して伊豆長岡へ。ここに「あやめ湯」という銭湯があります。地域の方に愛されているアルカリ性単純泉の銭湯で入浴料は300円。
朝の部と午後の部で営業しています。のれんをくぐるり脱衣所へ、なんだかワクワクする雰囲気、さほど広くはないが湯船を囲むように洗い場が配されています。

浸かってみると“熱い” 結構な温度です。 まあ長湯はできない感じですが湯が優しく浸透してくる。木製の窓枠に電球色の明かりが温もり感を醸し出し湯船から天井を見ると意外と高く長年湯気を吸った黒い梁に白カビが付いた感じで古い温泉地に見られるそれに似ています。 


すっかり温まってから有数の温泉地である修善寺をスルーして更に進み、訪れたのは湯ヶ島にある銭湯「河鹿の湯」です。

こちらは更に地域色が濃い銭湯。
河原に建てられており川の音や山の自然などその名の通り景観も楽しめます。
こちらも入浴料300円で訪れた時は無人で発券機が出迎えてくれました。

 

中へ入ると殺風景な浴場に人影はなく貸切状態。先ほどのあやめ湯とは対照的で明るい雰囲気。そして温泉も熱くもなくぬるくもなく好みの温度です。



カエルの注ぎ口から溢れ出る温泉の音と川の音を聴きながらゆっくり浸かっているとついうとうととしてしまう。
脱衣所でみかけた「水は水道水なので節水を」という貼り紙がなんとも贅沢な気がした。



余談ですが、その晩は定例のワイン試飲会、友人達と夜が更けるまで大いに呑み語り、充実した週末を過ごしました。