潤活日記

超還爺のサイクルライフ

足利・桐生巡り(上野・下野国)


今回は、栃木県の足利(下野国)と、群馬県の桐生(上野国)の二カ所を観光。

下野国足利は、12世紀初頭、源氏の血筋源義国が下着し、源姓足利氏への第一歩を記した場所です。
国宝に指定されている鑁阿寺や同じく、国宝の書物を多く所蔵する日本最古の学校である足利学校など見応え十分、期待も込めて意気観光するはずでしたが、自転車が走行中に突然変速器がもげるアクシデントが発生し使えず。


やむなく今回は徒歩で観光することにしました。


日本最古の学校、「足利学校」

教育の中心は儒学でありましたが、易学においても有名であり、また兵学、
医学も教えました。
中でも易学は戦国武将にとって大変重要で、多くの武将が占いによって
戦術や時期を決めるときの指針としていたと言われています
足利学校の出身者が易学等の実践的な学問を身に付け、
戦国武将に仕えるということがしばしばあったという。

下駄箱があると学校っぽい


鑁阿寺  国宝 本堂



続いて、上野国 桐生です。こちらはレンタルバイクを利用して回ります。
このブログでは初めてのママチャリの絵面ですね。
あっ 勿論服装はサイクルジャージではありませんよ 念のため。
ん? でもそれ面白いかも (笑)  


元々養蚕や織物が盛んで、西の西陣東の桐生と称されるほどの品質を誇りました。

\のこぎり屋根には窓があるのも特徴と言えます。日光を取り入れ色合いを確認したりもしたんでしょうね。


明治時代には日本の外貨獲得に生糸産業が絶大な貢献を果たし、桐生も一時代を築きました。
街は活況をを呈し、多くの製糸工場などで働く工女達が通った銭湯も再開、国指定文化財が点在する魅力満載の街です。


豪商の建物が残って居ます。
ちなみに、桐生ヶ岡動物園の敷地もこうした豪商からの寄進だったとか。


桐生天満宮の本殿に施された透かし彫りは惹かれます。
寛政元年(1789年)にこの地に移り江戸時代には徳川家の祈願所であったそうで、桐生市街は、桐生天満宮を基点として成立しており、天満宮鳥居前が本町一丁目となっています。
菅原道真公を祀っているため、受験シーズンには多くの受験生が訪れるという。

今回のはほんの一部、時間があればまた訪れたい街でした。