潤活日記

超還爺のサイクルライフ

カブで箱根温泉巡り (温泉銭湯)


今回は地元神奈川の屈指の温泉地箱根の温泉を巡ります。とは言え普通に宿に泊まり温泉に浸かって料理に舌鼓を打つと言うものではなく、地元の方々が普段から使っている温泉銭湯を利用して、一気に数カ所の温泉を楽しもうと言う企みです。
箱根には17カ所の温泉場があり、それぞれ泉質が異なっています。そのうち共同浴場と言う形で存在するいくつかを訪れました。


まず訪れたのは強羅温泉です。ここは箱根町営の老人福祉センター内の浴場です。場所柄というか、時間的にというか、日中の利用者はやはり高齢者が多かったですね。白濁し硫黄の香りを漂わせるいかにも温泉そのもの。


次に訪れたのは宮ノ下温泉です。箱根湯本から上がってくると芦ノ湖方面へ左折するT字の宮ノ下交差点があり、その近くに目的の太閤湯があります。 


説によると秀吉の小田原攻めの際、兵士たちが疲れを癒したとも言われています。正直、こんなところに温泉銭湯があるとは思いませんでした。
さらに下るとほどなく大平台温泉に到着します。


この温泉場は箱根温泉の中でも、新しい温泉で、戦後まもなくの頃は宮ノ下から温泉を引いていたようですが、やがてこの地でも掘削が行われ、温泉を引き当てました。その大平台温泉で最も古くからある浴場が今回訪れた姫乃湯です。以前も来たことがありますがなかなか趣のある温泉です。


最後は湯本まで降りて駅から見ると、川の向こう側、旧東海道沿いにあるのが弥坂湯です。箱根湯本駅周辺にも浴場があるようですが、こちらはひっそりと静かな佇まいでややもすると通り過ぎてしまいそうな建屋です。箱根の温泉の中で最も古くからあり、起源は天平の頃まで遡るとされます。


以上4カ所思いつきで回ってきましたが、寒くもなく暑くもなくちょうど良いツーリングになりました。