重要データの扱い
このところ調子が思わしくなくその原因を探っていた矢先PCが突然落ちた。「ヤバい」とい思ったが既に遅かった、書き込み中のHDDがクラッシュ。原因はGPU(グラフィックボード)の故障。何度も突然シャットダウンするのでそのまま使う事が出来ず、対策を色々講じて使えるようにはなったものの、良い機会ととらえ結局PCごと交換する事にしました。HDDも幸い今回のデータクラッシュは比較的軽傷な理論的なものなのでなんとか復旧して一安心。ようやく一段落したのでブログ更新。
テープや大きな8インチフロッピーディスク・CD・ハードディスク・DVD・USBメモリー・Blu-ray、SSD等々記録媒体も様変わりしました、でも変わらないものもあります、それはクラッシュや劣化によるデータ損失です。 そのためにデータバックアップという観念も浸透し、NASや自動バックアップなどあの手この手で損失を防ぐ努力をしますが、企業ならともかく個人レベルではついうっかりということもある。 大切なデータを守る為にはバックアップを複数取り定期的にメディアを交換する事しかないんでしょう。
そうした保持もですが逆に廃棄にも気を遣わなくてはなりません。
実は丁度先月、いままでに古くなったり壊れたりした10数台に及ぶHDDを処分するため「ツルハシ」を手に入れたところ。ツルハシなんて何に使うんだ?と言われそうですが、勿論それら記録媒体を破壊する為です。 自分のものばかりか、関係する情報等々一切のデータを消し去るにはそれが最も確実な方法なのです。 粉砕された記録媒体は100%復活できないからです。 こわれた外付けHDDは勿論、PCを処分するときも記録媒体は全て取り外して処分してきましたから、ハッキングで抜かれたりしてなければ安全は確保されています。
ツルハシじゃなくても出来ます。 ↓ 参照
超かんたんにHDDのデータを抹消する方法(パソコン処分・廃棄方法) - YouTube
今日ブログを書こうと思ったきっかけはそこなんです。 PCを交換する際古いパソコンは引き取ってもらったり売ったりあげたり、専用ソフトで頑固にフォーマットするとか信用できる業者なら扱いはある程度安心ですが、それらが悪意ある人の手に渡ればすんなり情報を引き出されてしまうかもしれません。 フォーマットしたから大丈夫なんて思っていたらそれは危険。お友達の住所やメールアドレス、ご家族の情報や動画や写真などの情報がダダ漏れになります。 ほとんどはそんなことにはならないと思いますが、例えば売られた中古パソコンや廃棄されずにリサイクルに回された機器が中国などへ送られ、HDDなどはラベルを貼り替え外観を綺麗にして簡易フォ-マット後再販されていたりします。それを詳しい人がいじると消したはずのデータも抜き出すことが出来ます。実際そうした検証動画をYouTubeで見る事も出来ます。
つまりは、そうした記録媒体は出来れば物理的に破壊することが安全のためには良いのではないかというお話しでした。
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