自転車の旅 2022 シリーズ(観光編)
(動画は長めです、適当に飛ばしながらご覧ください)
5月下旬、中国・九州・四国 10日間の自転車旅に出かけました。
観光・温泉・ブルベ・キャンプ・古刹巡りなど自転車を使った遊び満載、加えて「しまなみ海道サイクリング」なども盛り込んだ欲張った内容です。
旅のレポートはシリーズ化して、ブルベ編・観光編・しまなみ海道編とし、今回は観光編です。
この観光編では広島や岩国を巡ったあと、徳山から大分の国東半島までの300キロのブルベを挟んで九州の別府からフェリーで四国入り、伊予大洲・松山そして今治までをまとめました。
白蛇神社(岩国)
幸せを呼ぶと言う白蛇を祀った神社で、本物の白蛇も飼育しているようです。
錦帯橋(岩国)
原爆ドームは15年ぶり
広島城
■■■■ この翌朝 徳山から 300キロブルベを走り 杵築市へ ■■■■
杵築藩武家屋敷跡
300キロのブルベを完走してそのまま別府まで来ましたが、ここまで400キロ。
今晩は別府温泉でゆっくりします。
竹瓦温泉(別府)
明治の世から街の人々に愛されつづけている温泉です。
有名ですが、変に観光地化していないのがいい。
そして竹瓦温泉の前には日本初のアーケード街があります。
血の池地獄(別府)
温泉と食事で疲れを癒し翌日は別府を離れフェリーで四国へ渡ります。
少彦名神社 参籠殿 (大洲)
是非訪れたかった少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)です。この少彦名神社の参籠殿は京都の清水寺と同じ工法で建てられています。一時老朽化で崩壊の危機に陥りましたが、歴史的な建築物や遺産の保存運動を推進する米ワールド・モニュメント財団(WMF)が2014年に「世界危機遺産リスト」の中に少彦名神社参籠殿を選定。
そしてWMF財団と地元の有志によって再建されました。後にこの参籠殿修復活動はユネスコアジア太平洋文化遺産保全賞の2016年最優秀賞を受賞しました。
静かで木のぬくもりがあり優しく落ち着いた佇まいに心が穏やかになります。
大洲市街はユニークな建物が多かった。
飛行機に船そして今度は電車で輪行、JR予讃線で松山まで移動します。
松山の路面電車
鉄道の平面直角交差ダイヤモンドクロス、路面でしかも現役となると今や貴重。
松山城
石垣が美しい名城ですねぇ。
四国八十八箇所第51番札所の石手寺
明治の日本陸軍秋山好古大将と弟で日本海軍の秋山真之中将の生地。
この先はキャンプもするため、松山で観光・ブルベ装備からキャンプ旅装備に載せ替えました。
坊ちゃん列車
坊ちゃんからくり時計
道後温泉本館
長期に渡る修復工事中ですが温泉には入れます。
修復以前の本館。
こちらは今治城、この城は築城名人の藤堂高虎によって完成されました。
当時としては類をみなかった平地平城です。
美しい城で、海が近いので堀の水は海水を引き込み、高松城・中津城と共に日本三大海水城とも言われています。
海事の街に相応しい今治の新しいモニュメントは、大手造船会社から寄贈された大型船の本物のスクリューです。その精密な加工技術が日本の造船を牽引します。
サイズ感伝わりますか? 大型船ではこんなスクリューが回っているんですね。
四国八十八箇所第55番札所 南光坊
大浜八幡大神社
通りがかって気になったので橋を渡って立ち寄りました。
ここは江戸時代今治藩の祈願所だった神社です。
来島大橋が見えてくるといよいよ「しまなみ海道」が始まります。
今回の観光編はここまで、次は立ち寄った七つの島を六本の個性豊かな橋が結ぶ70キロ余りの旅へと続きます。その様子は「しまなみ海道編」でお伝えできればと思います。
広島に松山、廃線となった別府と下関の路面電車が繋ぐ旅。
広島・松山・今治のお城繋がり、そして日本屈指の名湯、道後温泉と竹瓦温泉など、自分の中でのちょっぴりこだわりをもって巡ってきました。
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