潤活日記

超還爺のサイクルライフ

ロードバイクの異音


この数日間、前輪付近から奇妙な音がする、しかも徐々に大きくなっている。
どうにも気になるので原因を追及してみることにしました。


まずどんな音かというと、プチッ・プチッから徐々によく磨かれた体育館の床を動き回る時シューズから出るキュッ・キュッという音に変化してきている。


★ 回転に合わせて音がする
★ 鳴らないときもあるし音量はバラバラ
★ 登り加重だと鳴らないことが多い
★ 踏み込んでもダンシングしても変化無し
★ ほんの僅かホイールにぶれがある (許容範囲)
★ 何かに接触しているような音でもある
★ 外観的には全く異常は見られない
★ 音の出るヶ所は特定できた ホイールのどの場所からか掴めた


ショップAでは「ゆがみで軋んでいる」 (そんな車両じゃない)
ショップBでは「ブレーキローター変形して擦れている」(最初は走も考えたがやはり違う)
そしてショップCでようやく解明しました。
そこでは試乗して音を確認したあと「確かに変な音ですねぇ」と言いしばし考え「では一度タイヤを見てみましょう」ということでチュープレスタイヤを外すと、タイヤの内側の層が部分的に剥がれかけていた。「これは珍しい」とショップの店長が言う。音の原因はまさにそれだった。これでは一見して分からないのも無理はない。
結局最終的にタイヤ交換で解決しました。

使用タイヤ
パナレーサー チューブレスコンパーチブル タイヤ  
グラベルキング F732-GKS 


装着して半年、スリップサインもまだ残っている状態でしたが、既に3,000キロほど走行しているのでこの機会に交換。
このボコボコしたのが剥離部分です、音が大きくなってきたのは剥離が進んだからではないだろうか。試しにチューブを入れてみると音はまったくしなくなったのでここが原因なのは明確。
いずれにしても一時は乗るのが嫌になるほどの音がしていたのでこれでひと安心。
こういう自転車って音が気になり始めると走りに集中できないので困りますが、命を託す自転車のコンディションを気にすることも大事。


PS: 私はルーティーンのように走る前に自転車を少し持ち上げて落とすようにして音で確認してるんですけど、昨日出掛ける際 コツン!と嫌な音がして調べてみると後輪のシャフトが緩んでいました。まぁ滅多に走行中に外れることは無いとは思いますが、重要な部分なのでしっかり締めて出発。