灯台巡りサイクリング
近年レーダーやGPSの台頭で船舶の航行における灯台の必要性が問われ、年間30ヶ所のペースで各地の灯台が灯を落としています。
しかし、灯台は暗闇の一筋の光明として安全を支えてきました。今回はこうした灯台を自転車で巡ってみることにしました。
真鶴半島の灯台を皮切りに小田原・大磯・江ノ島・諸磯・城ヶ島・そして観音埼までおよそ120キロのサイクリングです。
相模湾の西の端に突きだした真鶴半島には大型の灯台はありません。素人的には必要な気もしますが、重要性が薄いと言うことなのでしょう。
こちらはなんともユニークな小田原提灯をモチーフにした灯台。
こちらは大磯港の入り口に建つ灯台。
今は無い二子玉川園にあった鉄塔型アトラクションを江ノ島に移築、江ノ島電鉄による日本初の民間灯台として昭和26年に初点灯。その後江ノ電100周年の記念事業で2003年に現在の灯台に建て替えられました。通称「シーキャンドル」として親しまれて江ノ島電鉄により運営されています。毎朝天気予報で江ノ島がTVに映し出される度にこのシーキャンドルの独特な姿が目を引きます。もしかすると日本で一番日頃から見られている灯台かも知れませんね。
江ノ島ヨットハーバーの防波堤の先端、湘南港お入り口にある湘南港灯台。
これは葉山マリーナに設置されている防波堤灯台
葉山の沖合500mの岩礁に建つこの葉山灯台は別名裕次郎灯台という。
俳優の故石原裕次郎を偲んで兄の晋太郎が寄付を募って建てた灯台です。
相模湾の東端に城ヶ島に建つ城ヶ島灯台。明治初期に建てられた歴史有る灯台です。
こちらは城ヶ島の西に建つ安房灯台
剣崎灯台です。この剣崎から対岸千葉県の洲崎を結ぶ直緯線の陸側が東京湾となります。
いかにも灯台らしい姿が個人的には気に入っています。
最後は有名な観音埼灯台です。東京湾の入り口に位置し浦賀水道を見渡す重要な灯台として城ヶ島灯台と共に明治初期に建てられました。すらっとした女性的なその美しいシルエットや江ノ島のシーキャンドルと同じく登れる灯台として人気です。
こうした灯台はいつまでも残してほしいものですね。
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