潤活日記

超還爺のサイクルライフ

東京の博物館めぐりⅡ

久しぶりに多摩川を越えて、今日は東京都内を散策します。


連日の猛暑でロングライドは躊躇しましたが、場合によっては輪行(最下部写真参照)で帰ることを視野に入れて出発。


照りつける強烈な日差しにアスファルトからの照り返しのサンドイッチ、念入りに水分補給を繰り返し高輪へ。大使館や閑静な高級住宅街の中を進んで昼近くにひとつ目の目的地に到着。

そこは日本の物流に関する資料が展示されている「物流博物館」
馬から鉄道やトラック、そして海に空にと時代を追う毎に物流の進化などを見ることができます。

夏休みですが、子供たちの姿はほぼありませんでした。


次に向かったのは山手線の目黒駅近くにある「自転車文化センター」こちらには自転車に関する書籍や情報が集約されていて、実際に稀少な車両も展示されています。 また、全国のサイクリングコースの情報やマップ・ガイドなども類を見ないほど豊富に取り揃えられ持ち帰ることができます。


気温が高く外で自転車から降りると一気に汗が噴き出すこの日、クールダウンも兼ねてついつい長居してしまいます。f(^_^)


再び走り出して途中YouTubeで名の知れた南麻布の自転車ショップに立ち寄った後一路日本橋へ。


銀座を抜け日本橋を渡り到着したのは「凧の博物館」

こちらは老舗レストラン「たいめいけん」の創業者による展示施設で、特に江戸の凧が展示されています。
注)現在の場所は再開発に伴う仮施設、後に移転すると思われますのでご注意ください。


続いて訪れたのは、日本銀行本店前にある日本銀行金融研究所 「貨幣資料館」

まるで飛行機に搭乗するときのような手荷物のX線検査をしないと入館できない。

こちらでは貨幣の歩み金融システムなど、展示と資料でわかりやすく説明されています。

そして話題を集めた、実際に1億円の紙幣の重さを体験できるコーナーもあります。


さて、ここで一応本日の予定はコンプリート、輪行で湘南に戻ろうとも思いましたが、何せ大汗をかいてきたのでそんな姿で電車に乗るのも気が引けるし、自転車を分解して袋詰めにするのもめんどい。
幸いまだ体力も残っているのでそのままとって返すことにします。

再び多摩川を渡り川崎を過ぎる頃気温も落ち着き風も出てきてだいぶ走りやすくなってきました。するとふと欲が出て日が落ちる頃横浜の桜木町駅側にある旧横濱鉄道歴史展示(旧横ギャラリー)に立ち寄ることにしました。

「日本の鉄道発祥の地」

鉄道が品川ー横浜で開業した当時は今の桜木町駅が「横浜駅」、日本で最初の鉄道の駅としてこの蒸気機関車が発着していました。

旧横ギャラリーはおしゃれで綺麗で当時の雰囲気を匂わせる空間となっています。


写真(下)は震災後昭和初期に改築された2代目の駅舎で、子供の頃私も利用したので懐かしいです。

当時は歴史を知らずなぜ国鉄の一駅にすぎない桜木町駅がこんなに大きく重厚感があるのかと違和感を持ったものでした。
そして平成元年にどこにでもある今風の3代目の駅舎に建て替えられました。屋根の形が2台目駅舎を模しているのかもです。


鉄道開業当時に実際に走っていたこの車輌110系蒸気機関車はながらく東京の青梅公園に展示保存されていた。その車輌が修復を終えて120年ぶりにこの地へ戻ってきたというわけです。

(客車は真新しいレプリカです)



夜の帷が降りて夜間走行突入、帰宅して飲んだ冷えたビールは格別でした。(^^)



自転車文化センターより

輪行



#物流博物館   入場料 大人 200円
https://www.lmuse.or.jp/https://www.lmuse.or.jp/


#自転車文化センター 入場無料
https://cycle-info.bpaj.or.jp/

#凧の博物館   入場料 大人 220円
https://www.taimeiken.co.jp/museum.html


#貨幣博物館     入場無料
https://www.imes.boj.or.jp/cm/index.html


#旧横ギャラリー    入場無料
https://tetsudo-shimbun.com/article/topic/entry-2780.html