潤活日記

超還爺のサイクルライフ

名勝「猿橋」

名勝「猿橋」見物に行ってみました。


二日前のブルベの疲れが残っているので今日は先輩とオートバイツーリングです。
この先輩は白バイ隊員に技術指導するほどの方でバイクテクにはいつも舌を巻きます。更にHAM(アマチュア無線)のOM(先輩)でもあるので教えていただくことが沢山、無線で交信しながら道中話題は尽きませんでした。


さて、今回の「猿橋」は国の名勝に指定されている甲斐の猿橋(山梨)錦帯橋(山口)愛本橋(富山)の「日本三奇橋」のひとつ。
関東圏では中央高速の渋滞情報でよく耳にする「猿橋バス停付近・・・」の猿橋です。 現在は人道橋ですが、江戸時代には甲州街道の桂川に架かる重要な橋でした。

その外観は独特な形をしていますが、これが奇橋と呼ばれる所以。川を渡す橋が川の流れに影響を受けない、つまり水位が上がっても大丈夫なように高所に作る必要があったのですが、橋脚が作れないため工法としては吊り橋かこの猿橋のような「刎木(はねぎ)」とよばれる支え木をせり出して橋を支えるいずれかになるのです。
深い谷間のために鋭くそびえたつ両岸から四層に重ねられた刎木で橋を支えている構造で、それらを雨による腐食から守る屋根を付けた形で、その独特な姿が何とも趣があります。