潤活日記

超還爺のサイクルライフ

ハンガーノック

過度な運動でエネルギーを消費したり、ダイエットで食事を極端に減らしたりするとハンガーノック(低血糖状態)に見舞われます。自転車ではありがちな症状ですので、休憩の度に補給することが望ましいのです。長い登りや高速巡航などでは多くのエネルギーを使いますが夢中になっていると知らず知らずのうちにハンガーノックに陥ってしまうことがあり多くのサイクリストはそれを頭に入れてこまめな補給をしてるんです。
が! 

先日 神奈川・東京共に気温35度上回る中、試したいことがあって普段より強度を上げて走っていました。いつもならコンビニで飲食を補給しますが、コロナ禍だし熱中症にばかり気を取られ自販機を利用して水分補給を繰り返していました。その分エネルギー補給は不足気味でしたが「少しぐらいならダイエットになるかぁ」とナメてました。ものすごい発汗で黒いロングパンツに塩が浮きくっきり柄のようになるほど。体が攣ったり熱中症の症状はありませんでしたが、徐々にスピードダウン、予定コースの半分100キロほど走ったところでかなり厳しくなり中断して帰ることに。イベントに向けて暑さに慣れておきたいと水を体に掛けながら走りなんとか自宅前までたどり着きましたが、ひどい脱力感で玄関の扉を開く事が出来ずめまいがしてへなへなとしゃがみ込んでしまいました。ハンガーノックです。その後なんとか這うようにしてバスルームで水シャワーを浴び糖分と塩分を補給、涼しい室内で2時間ほど休んでいるとなんとか快復してきました。3年ぶりのハンガーノックでしかも今回は結構やばい感じ、熱中症に気が行ってしまいカロリー計算がおろそかになった事例です。 
自宅に帰り着けたしブルベ中でなくて良かったけどこれを戒めに注意しないと。