ロングツーリングにつきものなのが尻の痛みと手の痛み。いずれも体重の一部を支える部分ですが、人によってサドルが合わなければ数十キロでもう我慢できなくなると言います。私の場合尻の痛みは 初３００キロブルベの時で皮が剥けるほど酷い目に遭い、それ以来サドルを探し続けて今のセラアナトミカ Selle Anatomica（革サドル）と出会いようやく解消。その後は１０００キロ走ってもへっちゃら。　

　　

（サドルだけで無くポジション調整も大切です）

一方依然として手や腕の痛みは解消できずにいました。今年のフレッシュの時など左手が上がらなくなるほど。　上の写真のようなバーと腕置きが風の抵抗や腕の痛みを和らげるのですが、全てのブルベで許可されているわけではないのが現状。
そこで、ブルベ仲間の間では１００均のお化粧用パフをグローブの手のひら側に仕込んで走るというのがありますがごわごわして握りにくいので私には合いませんでした。　
先月の６００キロに参加する際同じく１００均のダイソーで売っている　衝撃吸収パッドを使う事を思いつきハンドルに仕込んでみたところすこぶる快適。（ハンドル形状に合わせた製品もありますが高い）　最後まで全く痛みを感じること無く走りきることができました。　勿論色々なところも握りながらですが、やんわり掴んで走ると快適でしたよ。　以前１０００キロの時パッドをハンドルの形にして付けましたが太くなりすぎて握り辛く途中で取っ払いました。手を休める程度にサイズはこのぐらいが丁度良いようです。
固定はビニールテープにその上から布テープを巻きましたが、テープがべたつきますので剥がすときのことを考えて工夫は必要かと思います。　見た目はすこぶるかっこ悪いですが、サドルも、バックミラーも含めて格好より実益派なので私は平気。(^^)　もし同じお悩みをお持ちの方がいらっしゃれば安いので一度お試しあれ。

　　　

注：パッドは２枚重ねで、テープを強く巻いて潰さぬように巻きます。