潤活日記

超還爺のサイクルライフ

シーラントとCO2

多分このブログをご覧くださっている方はロードバイクに乗っている方は少ないと思いますが、先日友人と話していて気づいたので、最新のロードバイク(ざっくりドロップハンドルの自転車)の進化がどんなふうになっているかご紹介してみようかと。実は私自身も驚いたことが4つありました。


① 電動変速器
変速はチェーンがかかっている歯車の組み合わせでスピードが出たり坂を登り易くするわけですが、今はママチャリでも装備されてますね。その変速器は通常ハンドルに付いているワイヤー式のレバーを引いたり回したりして変速します。ところが、最新のロードバイクは電動式で「ギーッ」とモーターが動いて変速します。つまりワイヤーを引いたり緩めたりということがなくなり、操作するのもレバーというよりレバー型のスイッチでとても軽くて楽です。

漕ぐことが楽しい自転車なので電動なのはそこだけです。


② 油圧ディスクブレーキ
車やオートバイと同じくディスクブレーキのロードバイクが増えています。雨の日でも制動力を保持できますし、効きもリムを挟んで止めるキャリパー式より強力です。しかもそのほとんどが油圧式なので軽くて、長時間乗っていても楽です。


③ チューブレスタイヤ
何度か触れたことがあるチューブレスタイヤ。パンクに強く、パンクしてもほとんど中に入っているシーラントというケミカル剤が穴を塞いでくれますので、よほど大きな穴や修理不能な状態でない限りその場でパンク修理をする必要も無く安心で快適です。


④    材質

世の中にある自転車の多くが鉄(クロムモリブデン鋼)製ですが、次いで多い材質は ロードバイクやマウンテンバイクのようなスポーツバイクに見られる軽いアルミ製、他に高級製品にはカーボン製やチタン製などの材質の物も増えています。


と言う訳でロードバイクも日進月歩なんですよね。


次はチューブレスタイヤの

シーラントとCO2について。

③のチューブレスについて補足したいと思います。 
(ここからはユーザー向けの話になります)
先日ショップの方から初めて聞いた話で、昨今パンク修理やチューブレスタイヤのビード上げに力を発揮するCO2インフレータの使用で、なんとシーラントが反応して固まり使えなくなるというのです。原因についての詳細は明確になっていないのですが、考えられることとして、CO2にシーラントが化学反応を起こす。或いは注入時の急激な温度低下が原因とされる説があるようです。いずれにしても使えなくなるのは大問題。ではどうしたらいいのでしょう?


A: CO2を使わなければ良い。
B: 注入時バルブを12時の位置にして6時の位置に溜まったシーラントに直接CO2を噴射しないようにする。
私的な結論は、応急的にCO2を使ったとしても、後でなるべく早くCO2を抜き取りポンプで空気を入れ直し、できればシーラントを補充する。

などが考えられると思います。 

情報のシェアということで書き置きます。 

出先で右往左往しないで済めばそれに越したことありませんね。



参考サイト