潤活日記

超還爺のサイクルライフ

みんなの道

街中を走っていると理不尽な運転に危険を感じることは茶飯事。
車は横暴だし、自転車も身勝手、歩行者はルール無視。道はでみんながゆずり合いや
思いやりがあるといいんですけどね。


例えばこの動画、走行中の自転車をわざわざ追い越して直後に自転車走行帯を塞ぐように道端に停車(或いは左折)するよくあるパターン。

例えるなら並んでいるときに割り込まれる感覚だし走行しているので危険、自転車はそれを避ける為に外側の車道へ回避するか停車しなくてはならなくなります、状況によっては巻き込みや衝突もあり得ます。 
どう思いますか? わざわざ追い越さず自転車の後ろにつき減速して同じ事をすれば何も問題は無いと思いませんか? これは違反ですしわざわざ自転車を追い越す必要はないのです。


しかし、よくある酷い行為はプロドライバーでも見られます。手を上げた客を拾うために交差点であろうが他の通行を妨げようがお構いなしで急停車するタクシー。
(こんな感じ タクシーを叩く 二種免剥奪もの)
また、避けようがない路肩に自転車を追いやるように幅寄せしながら猛スピードですぐ脇を走り抜ける大型トラック。大型トラックに追い抜かれる際強い巻き込み風でハンドルをとられ、車輪に吸い込まれそうになります。(一度運転手にも体験させたい)
そして最も悪質なのは路線バスで、乗降停車していた路線バスをやむなく危険な車道側からかわしていると急にウインカーを出しながら自転車の通過を待たずに走り出すバス、これが一番最悪です、その結果自転車はバスを抜かすことができない上に人力の自転車が車の行き交う車道の真ん中に取り残されてしまいます。 私も以前あまりに酷い運転手に上記の動画の方と同じく窓を叩いて文句を行った事がありました。最近は私のように動画を撮っているとドラレコ代わりになることがあります。


そのほか横断歩道で渡ろうと待つ歩行者を横目に平然と走る抜ける車や、緊急車両を優先しないドライバーなどは一発免取もので憤るというより呆れます。
余談ですが、数十年前私が免許取りたての頃にアメリカで遭遇した体験で、広い片側三車線で信号は無く、歩道を歩いたのは私だけ、横断歩道にたどり着き車をやり過ごそうと立ち止まったとき、車が次々と横断歩道の手前で止まります。何事かと思って立ち尽くしていると「ブッ」とクラクションが鳴りドライバーがこちらに手で渡るように合図している。既に全ての車線で何台もの車が停車して私が渡るのを待っている。慌てて小走りに渡ると車が一斉に走り出しました。
当時はいろいろラフなところもある国だと思っていたアメリカが、車に関してはジェントルマンの国だと実感し、同時に自分もそんなカッコいいドライバーになろうと思った出来事でした。


一方東京の自転車側のモラルの無さにも呆れます。信号待ちをしている私の自転車を抜き去り平気で信号無視で渡ってゆきます。また車道と歩道を猛スピードで行ったり来たり走り抜ける輩も。そのほか交通法規を知らぬか無視か、まるで昔の中国や東南アジアのような無法な振る舞いをする自転車も特に都内では多く見かけます。
ようは身勝手の一言、道は車や自転車だけのものでも無く全ての利用者がルールを守って安全に通行できる場所であってほしい。