潤活日記

超還爺のサイクルライフ

ブルベとGPS

ブルベは主催者団体が指定したコースをトレースすることが参加の条件となっています。予めコースを試走し道路状況を把握した上で、危険なところを避けるなど配慮が成されたコースとなっていることがほとんどです。また距離に応じてチェックポイントが途中いくつか指定されており、そこを通過した日時の確認が求められます。国内のブルベではほとんどがコンビニが指定されていて、そこで買い物をし受け取ったレシートの日時を元にゴール後完走の確認作業が行われますのでレシートは重要になります。そのほか通過チェックとしては、同じくコンビニが指定されていたり、通過した証拠に写真を撮るとか、周囲の目印を訊かれることもあります。


さて、そのコースですが、地図が配られるわけでは無く、キューシートという道順を距離と目印に表した下記のようなものが配布されます(通常団体のHPからダウンロードできます)



しかし、ご覧のようになかなかこれを見ながら進むのは大変で、距離計と目印に気を遣いながら走ることになるため、疲労してくるとミスも増えるようで慣れた方でもけっこう大変と仰いますから、初心者はパニックになるかもですね。 と言うことで多くのブルベ参加者が使っているのがGPSです。要するに予めコースファイルをGPSにインポートすることで道順を教えてくれるナビのようなものなので、それを見ながら走るとすこぶる快調に進めるというわけです。
コースをインポートと言いましたが、まずはそれ(ファイル)を主催者のHPやネット上からダウンロードするところから始まります。もちろんキューシートを元にご自分でPCの地図ソフトなどを使って作成される方もおいでです。
残念ながら、GPS自体もファイルの種類も様々な物があり、とても紹介しきれませんので興味のある方は下記が参考になると思います。
こちらはとてもわかりやすく私は大変参考にさせていただきました。

ブルベ用ルート図の作成と Garmin デバイスへの取り込み


私は目も良くないのでキューシートだけを見ながら走ったことはありませんし、仮に進めたとしても、公道を走るブルベでは危険きわまりないのでしません。また、いちいち停車して確認しているとタイムロスも馬鹿になりませんから、楽ちん安全なGPS派です。


そうそう、これを書こうとした肝心なことを書き損なうところでした。
以前にも書きましたが、私はそのGPSの不具合で途中棄権(DNF)寸前まで追い込まれたことがあります。要するに信頼性という面では100%では無いのです。その不具合の時、スマホを利用したという先輩の話を思い出し切り抜けたことがありました。
それはルートラボというコースが表示されるサイトの地図を見ながら走ると言うものなのですが、これがレスポンスが悪いのでできれば使いたくなかったのですがこのときは助かりました。しかし、通信環境が悪いとこれも使い物になりません。そこで、



に記載してある方法で、GPSが使えなくなった時のために準備しています。
ただGPSはいつも2台持って行くのでこれまで出番はあまりありません。
トレーニングを重ね休みを取ったり、ホテルの予約や交通機関の手配と言った時間とお金を掛けて準備したものがGPSの不具合で完走できないなんて悲しすぎますからね。