潤活日記

超還爺のサイクルライフ

鎌倉(長谷配水池)

以前から気になっていた場所に行ってみます。
普段よく利用する鎌倉の「大仏隧道」の上を通るハイキングコースがあります、そこに長谷配水池という施設があるのでそこへ行ってみました。


極楽寺の先にある小学校脇を上がってゆきますが、目前までたどり着くもそこから恐ろしく急な坂が現れた、これは自転車は勿論徒歩でもかなり厳しい。やむなく歩いて登ってみるが靴の底に付いているペダルと密着する為の金具が滑るので中腰で這いつくばるって登る。「ハイカーはここを平気で登るんだろうか?、いやそんなはずは無い」とぶつぶつ言いながら僅かな高さと距離をようやく登り切った。若者なら難なく登ってゆくんだろうなぁ。ふうふう言いながら顔を上げると、ここは鎌倉なんだろうかと思うほど眼下に広がる景色に驚いた。静かで鳥の鳴き声しか聞こえない。

配水池と言っても池があるわけではなく、水道用の貯水槽があり有事の際も水を供給出来るようにする施設。「よくもまあこんな所に作ったもんだ」勿論施設内には立ち入ることは出来ない。敷地の僅かな隙間に常設のベンチやテーブルがあるが何でこんな所に?と思うような感じ、以前はここから展望が開けていたのだろうが今は木や草に覆われた状態だ。ここから先に下ると大仏隧道の上を通ることになるようだ。
鎌倉は人気の街でどんどん造成が進み目新しい住宅が目立つ。古の昔を今に伝える無数の石仏や古社名刹も多い魅力的な場所でもありますが、その風景は徐々に失われていることを実感しました。