潤活日記

超還爺のサイクルライフ

小田原のあんパン

箱根や伊豆へ、静岡・山梨方面へ行くときもよく通る小田原。
散策してみるといろいろ楽しい街であることがわかる。小田原城など北条氏で始まり北条氏の滅亡で終わったと言われる小田原だが、元々は平安時代からの土地柄。勿論東海道の小田原宿としても繁栄し、今も観光地として知られているし、相模湾を抱えてかまぼこなど水産加工業でもで発展してきた。実際に街を散策してみると古い商家や寺院が点在して歴史を感じる。
いつの頃からか小田原あんパンが名を上げてきた。特徴は薄い皮にずっしりぎっしり詰まったあんをはじめとする詰め物。薄皮あんパンの元祖なのか?そしてどの店も以外と共通しているのが甘さ控えめ。あんは小豆の味わいを十分楽しめる。 私のお気に入りは小田原駅前のレトロな商店街の中程にある「守谷のパン」。以前は昭和漂う店構えであったが2年前に建て替えられ今風の店に変身した。が、中は相変わらず昭和の味わいが残る。ここはいつも並んでいる、本当にいつ行っても客が並んでいるのだ。看板メニューのあんパンを筆頭に様々なパンが売られている。私達が街中で買うトレイとトングを使ったパン屋方式ではなく、ショーケースに並んだパンを注文するスタイル。驚くことに次から次へ売れるので当然どんどん焼き上がってくる、ケースに入れてる間が無い、パンは大きなトレイに広げられ風で冷やしながら袋に入れられる。あんパン一個160円、高いか安いかは人それぞれ感じ方が違うだろうが、それが10個単位で売れてゆくのだ。

そして、もう一件は「柳屋製パン」こちらは駅から離れているが、一国(東海道)沿いで店構えは老舗の雰囲気が漂う。こちらは守谷パンと違いあんパン・うぐいすパン・栗あんなどがメイン。パンと言うより和菓子的なイメージ。私も自転車で箱根や伊豆へ行く途中糖分補給のため良く買いますがこっちはやや甘め。
どちらも好みはあると思いますが機会があれば是非召し上がってみては?


そうそう、先日発見したのは 守谷パンのあんドーナツ、一口サイズで外はパリパリ中から濃厚なこしあんがとろ~り・・・、これは旨い!


守谷パンの件で追記
今日(2019.8)久しぶりに守谷パンのあんパンを買いに行ったが「本日売れ切れ」わざわざ行ったのに14時に売り切れなんて初めてだ。トホホ~。


自転車に乗ってなければ こんな秋の彩りに気づくことも無かったかも。