潤活日記

超還爺のサイクルライフ

今シーズン最後のブルベ

元日から10月末まで今シーズンのブルベがすべて終了! 
その中で得たものはSR(シューベル・ランドヌール)の称号だけでなく人生初の禁煙に成功したことも大きい。半年経ってもまだ手持ちぶさたでその喫煙歴の長さを実感する。


さて、自転車はスプリンターもヒルクライマーもロングライドが基本と言われ、距離を乗ることで自転車そのものの特性を体感し鍛えられるという。特にブルベには気力・体力・技術力に加え決断力も欠かせない。
先日日本で最も過酷なトレイルレースと言われ2年に一度開催されているTJAR(トラストジャパンアルプスレース)のドキュメンタリー番組を観た。北・中央・南アルプスを8日以内に走破するもので、あまりの疲労と睡眠不足から幻覚が見えたり倒れ込んだりもする過酷なもの。今年の1000Kmブルベで私自身も夜間横を一緒に走る者が見えたり誰もいない道で急に飛び出してくる人が見えて急停車するなど幻覚に悩まされたことが思い出された。
また、北京からパリまで走り抜くこれまた過酷なクラシックカーレースがあり、そのドライバーは「何もトラブルのない長距離レースに価値はない」という。そんな彼らも準備には何年も掛けるという。 
ブルベでも念入りに準備したのに通常ではあまり起こらないマシントラブルやフィジカルなトラブルがブルベの時に限って次々と発生したりする。ホットしたり途方に暮れたり、私はトラブルを楽しめるようになるにはまだ時間がかかりそう。