潤活日記

超還爺のサイクルライフ

ブレーキング

自転車は漕げば進むが漕ぐのをやめても惰性である程度は進み続ける楽チンで便利な乗り物。だが時にそれが危機を招くこともある。車やオートバイのようにエンジンブレーキがない自転車は下り坂などでは漕がずとも速度を増し、時に平地では到底出ない速度に達する事も容易。これはある意味快感なのだが、当然不慮の事態には対処できないことになります。つまりは人や車、或いは夜間山間部での鹿や猿といった野生の生き物が飛び出してきたときは正に万事休す。運が悪かったと諦めるわけにもいかない。最近の ロードバイクはタイヤやブレーキ性能が進化し、更にはディスクブレーキなど強力な制動力を有するものがほとんど、しかし、自転車のタイヤの接地面積はタバコ一本分程度、制動力はあっても単純に制動距離が短くなるわけでもない。
また20キロ程度のゆっくりした速度で走っていても尻を後ろに突き出すなど適切なブレーキングのポジションをとれないと急制動を掛けた瞬間呆気なく前転してしまいます。ロードバイク事故の多くがオーバースピードによるもの、楽しいはずのライドが一転痛い思いをしたり、取り返しがつかない事にならないよう一般道ではコントロール不能なスピードは出さないに限りますね。


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