鎌倉の隧道探訪 (後編)
トンネル巡りシリーズの鎌倉の隧道後編です。
房総にはかなり多くの素掘りトンネルがありますが、神奈川にも鎌倉に多く存在しており、観光客や地元の方も知らないような素掘りトンネルを今回全てを訪れてみました。
寿福寺への道に続くトンネル
扇ヶ谷トンネル
扇ヶ谷トンネルの奥にある隧道
素掘りトンネルはこうしてライナープレートなどで補強されることが多いです。
銭洗い弁天への素掘りトンネル。 ここごもっともメジャーかも知れません。
上 銭洗い弁天(宇賀福神社)
下 佐助隧道 雰囲気が素敵でした。
鶴ヶ岡八幡宮の奥にある隧道です。個人所有のため入る口からのぞくだけ。
最後は「三和隧道」 極楽寺から大仏通り・深沢方面に抜ける地元の方も知らない方が多いトンネルです。今は閉鎖されていますが、実はこのトンネルの中に四方にトンネルが掘られていて、各トンネルの先は空間となっていて、戦時中軍の要塞として司令室を作る計画もあったようです。
それと、このトンネルは通称「お化けトンネル」とか「打越トンネル」と呼ばれています。
軍関係では無く女性や武者の幽霊が出るなどとして、其の方面の人に知られているそうです。
交通量はさほど多くは無いようですが、抜け道としては便利な感じです。
さて、鎌倉の素掘りトンネルは以上です。今回は祠では無くトンネルに絞って行いましたが、祠は無数に存在すると推測できます。 次回は田浦周辺のトンネルをご紹介します。
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