自転車に乗るとき必ず持って出かけるのがガーミンのサイクルコンピュータ（サイコン）。このサイコンで速度・距離・平均時速からクランク回転数（ケイデンス）まで、その日のデータやGPSを利用した軌跡などを記録する。更にブルベではコースデータを入れて地図を確認しながら走る。ということでサイコンにかなり依存している部分があるのだ。特にコースデータはブルベにおいて重要な位置を占めることは前述したとおり。ところが最も重要なサイコンも肝心なところでエラーやフリーズを起こす事もあり信頼性ではいまいちなのだ。そのためブルベには予備機も用意しているができればひとつで済ませたい。
実は中でも一番使用頻度が高いEdge 1000Jというサイコンはかなりの高機能でしっかり動いてくれれば大変ありがたい存在、しかし現実にはフリーズが多く信頼性に乏しい。既に昨年製造中止になり新型が出ているが、一説にはエラーが解消できない為に新機種を投入したとも言われている。そのEdge 1000Jのファームウエアがアップデートされた。フリーズが連発した昨年半ばでは捨てようかとさえ思ったが、Ver15.00にアップデートされてから見違えるように使える奴になった、ただそれでも時折ダダはこねる。つい一週間ほど前もフリーズしてせっかく入れたデータは入れ直し、これが外出先ならお手上げ。「そろそろか」と思っていたら昨日Ver15.20にアップデートされた。もしかすると更に信頼性が上がったかも知れない。そんな期待を抱きながらアップデートを済ませた。７万円位するものなので、どうにかフリーズしなくなってくれればと思うのだが・・・。

追記　20190729
ダメでした、相変わらずフリーズしますし、初期化を余儀なくされてしまう事もあった。対策としてせめてコースデータのSDへ書き込みと読み込みができないかGARMINに訪ねたがそれもダメ。（ガーミンコネクト等を使いスマホ経由でダウンロードする方法はあるようだが煩雑）やはりEdge 1000Jは未完成品だったのだろう。