潤活日記

超還爺のサイクルライフ

神武寺へ


三浦半島で最も古い天台宗の寺院である神武寺を訪れました。
神武寺表参道(山道・石段)と神武寺法勝寺口(舗装路)があり、車や自転車は神武寺法勝寺口を登ってゆきます。
寺に辿り着くには最大斜度20%の激坂を登らねばならず自転車だと気軽に行ける感じではありません。

坂嫌いの私にとっては出来れば登りたくない坂です。

そんな神武寺ですが、私は何か引き寄せられているかのように無性に行きたくなる時があるのです。
とは言え行って特段何をするわけでもなく、お参り後はただ境内に腰を下ろし時間を過ごすだけで心が穏やかになります。今回もしばらく前から行かなければと言う思いが募っていて一年ぶりに訪れました。

総門 その昔この総門は東逗子駅近くにあったのですが、こちらに移設されたそうです。

神武寺表参道でくるとこちらに出ます。


苔むした石段を登ると、なんとも言えぬ曲線美に、落ち着いた緑色をした銅屋根の逗子八景「神武寺の晩鐘」が現れます。

さらに進んで六地蔵脇の石段を上がると朱色の薬師堂山門が見えてきます。

桜門
阿形・吽形の仁王を過ぎると晩鐘同様に柔らかな曲線いを描く銅屋根の薬師堂が眼前に佇んでいます。


薬師堂(本堂)


ここはいつ来ても人影がほとんど無い静かなところで、ゆっくり腰を下ろして時間を過ごすのですが、この時期は蚊の大群が襲ってくるためのんびり歩くいていると刺されまくります。名残り惜しいのですが今回は早々に下山しました。(でも結局何箇所も刺されました)
寺社によってこうした再訪したくなるところは他にも幾つかあるんですよぇ。


神武寺のなんじゃもんじゃ - かながわの名木100選に選ばれている。樹齢400年の巨木が境内にあります。当初何の木か分からなかったため「なんじゃもんじゃ」と名付けられた。

ひっそりと静かに建つ古刹 神武寺です。