潤活日記

超還爺のサイクルライフ

COVID-19とどう向き合う?

今回は長いので適当に飛ばしてくださいませ。
新型コロナウイルスの蔓延は恐らく我が国でも避けられないでしょう。何処で踏みとどまるかですが、収束期はワクチンや治療薬が出回っる頃になるんじゃないかと考えています。還暦を過ぎ既往症も抱える自分なので感染すればやっかいなことになりそうなのでそれなりの覚悟はしておかないと。 残念なことに今朝 著名人にも例外なく犠牲者が出たと報じられ気が重くなる一方です。
これからも閉塞感とストレスでこうしたSNSでの発信は他でも増え続けるでしょうが、何の役にも立たないこうした独り言でもちまちま書いて過ごすことで気がまぎれることがあるかもしれません。


実は本当なら今日まで家族でイタリアに行っていたはずでした。
1月 ウイルス感染者増えないと良いなぁ。
2月 中国やばい、マスクも品切れと言うし、来月イタリア行ったらアジア人は虐められるかも、どうしよう? 
3月 雰囲気ヤバそうなので旅行キャンセル。同時に家族が予定していた北米ホームステイも延期。そのうちにヨーロッパ中心にパンデミック宣言、アメリカの感染者イタリア死者が世界最悪となる。
というわけでバカにならないキャンセル料など 私的にも打撃を受けましたが、多くの方々も同様でしょうから仕方ありません。


さて、専門家と言われる方々の意見を総称してみると密閉・密集・密接を避けろということであろう。自転車はグループではなく、ソロで人混みを避ければ可能と言う。 しかし、カフェやコンビニも極力避けなければならない。 3密の一つでも危険と留意。


さーてどうするか・・・。
ちなみに、エントリーしていたブルベ も次々と延期や中止となっているので今年は予定が立たなくなってきました。


写真は先週の東京



クラブの仲間がコロナに関するサイクリストの個人的な指針を見つけてきた。
今日現在はでは概ね同意できる内容となっています。(以下)
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COVID-19を乗り越えるサイクリストとしての行動
2020.3.29


Text by Tats(@tats.cyclist)
TOKYO2020の延期決定と3/25都知事の会見を受けて、首都圏の空気感が大きく変わったことを感じます。都民は現時点で4/12まで週末の外出自粛、平日も在宅勤務を推奨されている状況で、ほかの主要都市もその流れに追従し始めています。
LOVE CYCLISTもこの春は海外ブランドといくつかの新しい取り組みをする予定だったものが、すべてキャンセルを余儀なくされ、見通しの立たない状況となっています。
現在も継続してやりとりをしていますが、「It’s most bizarre(とても奇妙な状況)」「We will go crazy(頭おかしくなりそう)」といった非日常感が伝わる表現がメッセージに含まれています。
その中で強く感じるのが、海外と日本との温度感の乖離。
世界的に深刻な困難に立ち向かわなければならない現状において、まだ健康である僕らサイクリストができることは、これ以上コロナウイルスを拡散させないための行動です。
業界の各社は店舗営業自粛やパーソナルなライドを推奨するなど個別の取り組みが見受けられますが、国内大手メディアや業界団体はサイクリストの行動規範について何も発信していないので(それに対して僕は少なからず苛立ちを感じている)、現時点のあるべき行動をWHOの情報に依拠して整理したいと思います。
基本は政府や自治体の要請に応じて行動することが大前提ですが、ライド中に感染を広めないためのガイドライン記載にあたっては、Attaquerが発信している記事「Riding out the lockdown(英文)」を大いに参照しました。快く参照許可をいただいたAttaquer Japanのブレスト氏に深謝申し上げます。
*本記事は3/28時点の情報を元に執筆しており、今後の状況によっては適宜修正する可能性があります。
━━━ Contents ━━━
? 1. WHOが推奨する行動
? 2. サイクリストとしての社会的行動
1. WHOが推奨する行動
WHOが3/20に以下9つのアドバイスを発表しました。これは外出制限の状況下で心身ともに健康であるためのTipsです。
1. 免疫力を高めるために健康的な食生活を送る
2. アルコール類と糖分の多い飲み物を控える
3. 喫煙しない。COVID-19の症状を悪化させるリスクを高める
4. 大人は1日30分以上、子供は1日1時間以上運動する
5. 外出が許可されている場合は、他人と安全な距離を保ちながら、散歩・ランニング・サイクリングをする
6. 家から出られない場合は、ダンス・ヨガ・階段昇降などをする
7. 在宅勤務時は、同じ姿勢で長時間座らない
8. 30分ごとに3分の休憩を取る
9. 音楽を聴く、本を読む、ゲームをするなどして緊張を解放する
ストレスが免疫を悪化させるため、これらはストレスを溜めないための行動指標でもあります。
そして4?6で言われているように、サイクリングも健康維持のためには有益なツールのひとつ。
そのためオーストラリアやヨーロッパのいくつかの国ではソロでのサイクリングが推奨されています。
ただしフランスでは自宅から半径1kmのみ、ベルギーでは計50kmまで、英国では議論の最中といったように「やり過ぎ」なライドはやるべきではないというのが多くの見解です。
おそらく日本でそこまで細かな規定が生じるとは考えにくいので、どんなライドをするかは各サイクリストの判断に委ねられることになりますが、先行する各国の事例を元に、今行うべきでない行動/望ましい行動は明らかにあります。


2. サイクリストとしての社会的行動
今行うべきでない行動


グループライドを行う
同居しているパートナーと2人で走ることはできますが、いつも通り仲間と一緒に走ることは感染リスクを高めます(たとえそれが2?3人でも)。
現状外出制限がない平日でも、たとえば朝に集団で皇居周回練をするといった行動は、感染予防の目的と相反しています。
ライド中ほかのサイクリストと密な交流をする
ソロライド中に知り合いのサイクリストに偶然出会った場合でも、密な交流は避けます。
WHOによるとCOVID-19は汗によって感染はしませんが、咳やくしゃみの飛沫がかからない2m以上の距離(ソーシャルディスタンス)を保つ必要があります。
カフェに立ち寄る
座席間の距離が密接なスターバックス型カフェは感染リスクを高めます。
広いテラス席のように座席間に間隔があって密閉されていない場所はリスクが抑えられますが、ソーシャルディスタンスが保てない場合はできる限り利用を避けます。
大きなリスクを伴う走行をする
怪我をして病床を埋める事態は最も避けるべきことです。
慣れない道・交通量の多い道を走らない、夜間走行をしない、明るいライトを付けるなど、トレーニングよりも安全運転が優先されます。
併せて、自分がどこを走るかを事前に家族などに伝えておくことも大事です。
体を酷使する
体内のグリコーゲンを使い果たすと、免疫系は正常に機能しなくなるため、ハードなトレーニング前後に他者と接触した場合は感染リスクが高まります。
トレーニングよりもフィットネスレベルの強度を意識します。
ボトルの水を吐き出す/放出する
自身が潜在的な感染者である可能性を考慮し、使用中のボトルの水は飲用だけにします。口をゆすいだり、体の冷却には使用しません。
望ましい行動


ソロで走る
COVID-19は感染者の飛沫が何らかの経緯で顔に触れたときに感染すると説明されており、ひとりで走っている限りそのリスクは少なく、予防面でも健康面でも現状はソロライドが最適な選択肢となっています。
ただし、「不要不急な外出」を制限されている場合、また自身や家族に疑わしい症状が出ている場合を除きます。
適度な負荷で走る
60?90分程度のサイクリングは免疫システムを活性化させます。自粛期間にパフォーマンスを上げることは難しいかもしれませんが、短時間×適度な負荷でベースを維持することは可能です。
室内で走る
外出を制限されている世情はインドアトレーニング業界にとっては好機でもあります(実際にスマートトレーナー記事のPVも平常時の1.5倍に伸びている)。
Zwiftを使ったバーチャルなグループライドであれば、たとえ実際に会えなくても仲間とつながることができます。
走ることを楽しむ
サイクリングは公道を使ったスポーツなので、今サイクリストは平常時以上に社会との関係性を考えながらライドスタイルを選択する必要があります。
とはいえ、まだイタリアやスペインと違って外出制限が限定的な現状は、特定条件下でソロライドを楽しむことができます。
上記のような望ましくない行動を避け、ストレスを発散し、結果として体の免疫を高めるような社会的な行動ができるのは、サイクリストに今与えられている特権です。
見えないものを振り払った先へ


花が咲き、ずっと望んでいた雪解けの季節が訪れましたが、実際は見えないカーテンが目の前にかかったような状態が続いています。このカーテンは、ひとりひとりが精神的につながり、適切で紳士的な行動を行った先に開かれるものだと思います。
そうしてまた仲間と一緒に、何ものにも遠慮することなく外を走る瞬間が訪れることを心から願っています。
Hopefully you are well and looking after yourself and those close to you.
Text by Tats(@tats.cyclist)