日本民家園
川崎市にある「日本民家園」です。
各地に残っていた古民家などを移築し保存管理している日本民家園。
一度行ってみようと思っていました。
湘南から片道40キロほどの川崎市の生田緑地にそれはあります。個人の民家や旅籠や農家などほとんどがカヤぶき屋根の建物。とはいえ大内宿のようなものではなく、ごくごく普通の暮らしが見えるような古民家が多いイメージです。
このカヤぶき屋根の建物は移築保存といっても白川郷のように実際に住んでいないと早く朽ちる傾向にあるようです。カマドやいろりの煙でいぶすことで虫を寄せ付けず油分が木材や茅自体をコーティングし撥水効果で建物が保たれる。
江戸時代の建物が多いようですが、こうしたカヤぶき屋根をはじめ維持管理費はかなり嵩むだろう、そんなことを考えながら観て歩いていました。
民家といっても庄屋クラスの大きなものが多いようですね。
個人的には この「蚕影山祠堂」(こかげさんのしどう)と、志摩半島の魚村にあった「船越の舞台」というのが気に入りました。
蚕影山祠堂
船越の舞台
舞台内部
ハチに注意の看板を過ぎ、のんびり撮影しながらしばらく行くと「ブーン」という音がして振り向くと大きな蜂が向かってきます。
あわてて振り切るように逃げ回るハメに、舞台をもう少しゆっくり観たかったぁトホホ~。
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