自転車で五輪モニュメント巡り
今日は東京五輪の開会式、各地にある五輪のモニュメントを訪れてみることにしました。
一番のお目当ては私はもう二度と見られないであろうブルーインパルスが描き出す五本の輪、この目でその勇姿をこの耳で轟音を味わいたいのです。前回の五輪では幼くて流石にブルーインパルスの記憶はありません。しかし、どこからが綺麗に見えるのか?強風が吹いたら?雲に覆われたら?など考えたらキリがないのでそこは見れたらいいなぁということで。
飛行時間は公表されていませんので一昨日のリハーサルの時間と同じと踏んで行動スケジュールをつくりました。
まずは地元神奈川県にある江ノ島のヨット競技会場記念モニュメントから。
先日の灯台巡りでも触れましたが、島内の施設は厳重にガードされていますので近づくこともままなりませんが、モニュメントは江ノ島にかかる橋の袂に常設なので誰でも近づけます。意外と地味なので気がつかない人も多いようです。
(追記:2023年現在このモニュメントはヨットハーバーに移設されています。)
そのまま横浜みなとみらいレンガ倉庫近くのモニュメントへ。なかなかのサイズ感で後ろの飛鳥Ⅱも入れることができてまずまず。因みに今回のモニュメントの中で一番綺麗だった印象を受けます。
東京に入って真っ先に向かったのは原宿駅前の「五輪橋」世界は一つという思いを込めて90年台にかけられました。代々木体育館・岸記念体育館などがあるほか、隣接する代々木公園は前回大会のおり米軍居住地跡を利用した選手村だったことも関係しているようです。
代々木公園に沿って東京メトロの代々木公園駅近くに五輪を記念したマンホールがあるとういので探してみました。
合計四つ発見、結構レアな気もするが路上に雑然と置かれている感じです。(笑)
代々木体育館もフェンスが張り巡らされ敷地内に立ち入ることはできませんが、私的にはこの体育館が前回の東京五輪をイメージする現存施設として最も適している気もします。
次は国立競技場ですが、数時間後に行われる開会式のために強力な警戒体制が敷かれ、競技場は勿論かなり広範囲の規制線が張られており、ここからブルーインパルスをみようと思いましたがものすごい人出、密は避けたいのでオブジェを撮ってさっさと迎賓館へ。そこでしばらく待つとブルーインパルスとご対面と相成りました。
エンジン音が微かに聞こえたと思ったら6機が編隊を組んで頭上に、思わず歓声が上がる。一旦通り過ぎ再び現れ五輪を描き出しました。見物人は手に手にスマホやカメラを向けるも残念ながら風と雲に邪魔され全容を見ることはできませんでした、上空の風であっという間にリングも雲に馴染んでしまいましたが、ここに至るまでに選手同様練習を積み重ねたであろう隊員達に感謝と敬意を表したいという思いからその場にいた人々から拍手が沸き起こりしばらく鳴り止まなかった。「お見事、ご苦労様」
次に目的地は国道の起点日本橋に設置されている五輪モニュメント。道行く人が時折立ち止まって写真を撮る風景はどこでも同じ、でも意外と並ぶ人も居らずすんなりでした。
そして最後は海上に浮かぶ台船上の巨大五輪。レインボーブリッジがバックに入る東京らしい絶好のスポット、と思いきやなんとフェンスで覆われて撮影どころかどこにあるのかも分からず、警備に当たっていた警察官に聞いてみるとあそこなら少し見えますとフェンスの切れ目にある関係者用の出入り口を指さした。行ってみると確かに見えるが微妙な感じ。でもここまできて帰るわけにも行かないのでとりあえず写真に収めた。
もし行かれる方がおいででしたら、それぞれモニュメントの多くが大会終了後撤去されてしまう可能性が高いのでオリパラ終了までがよいでしょうね。
ということでなんとかミッションコンプリート。この当たりの道も、車はもちろん歩行者も自転車もあちこち規制されていてヘキヘキした。最後の台船モニュメントは恐らく会場が近いことやその前にあるヒルトンホテルに米国女子体操選手が宿泊しているらしいのでその警備のため人流が発生しないように閉鎖しているのかもしれません。
まぁ、事件でも起きるとまずいので仕方ないですね。
なんとなくコロナや五輪で落ち着きのない東京ですが、早く日常を取り戻してくれることを願います。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。