相模国最古の神社
今まで神奈川県内の古社名刹も随分巡りましたが、今回は相模国で最も古い有鹿(アルカ)神社を訪ねました。
その歴史は紀元前まで遡るとも伝わりますが定かではないようです。
しかし、664年に社殿の建築に伴い国家的祭祀がなされた記録があり、それ以前からというのは間違いなさそうです。
さらに平安中期に延喜式神名帳で延喜式内社に列せられた古社で、寒川神社の由緒書に「有鹿老 (あるかのおゆ)」という「有鹿の先輩」「有鹿神社の方が由緒がある」という意味の記載があるので、相模国一宮として知られる寒川神社よりさらに長い歴史を持っていることになります。
本宮
この有鹿神社は海老名市に本宮と中宮、相模原の勝坂有鹿遺跡にある奥宮とで構成されていて、まずは本宮から。
神社としてはどちらかというと落ち着きのある普通の神社と言う印象ですが、拝殿には龍の絵や動物の彫り物があり何やら謂われがありそうです。
中宮・鹿神之池
続いて本宮から数百メートル離れた所にあるこちらが中宮。 ややもすると見過ごしてしまいそうな住宅街の一角に小さな祠がありました。
元は池があり、その池に神様が降り立ったと伝わっていますが、現在その池は埋め立てられてしまいました。
この本宮や中宮のあるところは その昔「有鹿郷」といわれ豊かな水が潤していたようです。そこに流れていた川の水源に奥宮があるのです。
奥宮へ
相模原市の史跡勝坂遺跡公園内の勝坂有鹿谷遺跡に奥宮はあります。遺跡の近くにあることで個人的にはかなり古くから崇められていた神様であることは想像できました。
勝坂有鹿谷遺跡
有鹿神社 奥宮
青空の下、あちこちで咲き誇る桜にふわふわ気分の帰り道、ふと気を許した瞬間にバランスを崩し、とそこにあったキャッアイ(写真)を幾つか踏んでしまいました。
嫌な予感は的中しチューブレスタイヤから空気が抜け始めました。衝撃でタイヤとホイールに隙間ができたようです。こうした状況の時に隙間を埋めて空気漏れを防ぐシーラント(液体ケミカル)が吹き出しますが、固まるまで何度か空気を入れながらの走行となりました。
そしてさらにその先、あんなに天気が良かったのに県道を走っているとポツポツと雨・・・、当たりには雨を避けるところは無く、それどころか一気に大粒の雨がシャワーのように落ちてきてあっと言う間に全身ずぶ濡れ、もの凄い雨が容赦なく打ち付けますがもう今更雨宿りをしても意味が無いし幸い自宅もあと数キロ、これがもっと遠かったら厄介でした。 こんな土砂降りの中を走るのは久しぶり、千葉の600キロブルベ以来でしょう。 もっと寒い時期なら致命的でしたが、こういうアクシデントも面白がって走ってます。
あとで分かりましたが、これがこの日首都圏を襲ったゲリラ豪雨だったとか・・・。
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