通称「鎌倉湖」とも呼ばれる散在ケ池（さんざいがいけ）です。観光客にはあまり知られていないようで訪れる人は僅か、交通の便も悪いので静かな佇まいを保っています。　
その昔、安政（1854～1859）の頃、ここは近くにある今泉山不動の持山でしたが、江戸末期にこの一帯を大船・岩瀬・今泉の三部落に無償で分与されたことから、明治初期近隣の集落の有志によって作られた人工の灌漑用水池です。共同で作ったことから散在ケ池と名付けられました。
周囲２．４キロに手つかずの自然が残りハイキングコーズも整備されているため、軽いハイキングにはもってこいのようです。　

私はシクロクロスバイクなので気にしませんが、ロードバイクで訪れる場合は通りから池までの１００ｍあまりは道が荒れていて細いタイヤですと走り辛いので注意が必要です。
周辺には適度な坂もあり鎌倉へのサイクリングの際コースに入れても良いかもです。