潤活日記

超還爺のサイクルライフ

2021年 200kmブルベ


2021年になり初めてのブルベです。距離は200キロと短めなコースで、事前に散歩かたがた一回りしているのでルートは頭に入っています。


冬はコンディション調整でどのイベントも比較的楽なコース設定ですが問題は"寒さ対策"、これが上手くいかないと厳しいものになります。 厚着をしすぎると動きづらいし汗で収拾がつかなくなります。軽装だと寒さで筋肉が影響を受け痙攣したり故障に繋がったりもします。
まずは当日の天候と気温をチェック。私の場合冬は雨や雪またはその跡が残っている場合はDNS(不参加)にします。路面凍結などで大事故に繋がりやすいからです。夜通し走る長距離のブルベの場合は朝方の凍結に充分注意をはらう必要があります。
BRM223神奈川 追い風400km(ロードバイク名古屋→逗子) 


年を追う毎に対策は進化しますし、情報アンテナを張ったり他の参加者のアイディアを拝借したり自分でも試行錯誤します。


今回はこんな感じです。200キロの割にバッグが大きいのは防寒着の収納のためです。

ハンドルカバーはあまり使わないのですが、今回は氷点下の可能性があるため必須と判断。
その他貼り付けタイプのカイロを多用します。まずは足、寒さでつま先が痛くなるのでシューズの中敷きにつま先用カイロ、さらに靴の上からもつま先から甲にかけては大きなカイロを貼り付けその上から防風防寒シューズカバーをかぶせます。
次に脚、股の部分に何枚か貼り付けておきます、これで防風にもなりますし寒さで痙攣することもある程度防げます。
カイロはその後のコンディションに合わせて取り去ることも容易ですから便利です。 ほか早朝の最も冷え込むときだけレインウエアで防風をしたりもします。あれやこれや色々やり過ぎると重量が嵩みますから思案しながらです。


現在のほぼ満足の行く対策をして東京の駒沢公園をスタート! 


一時間走ったころカイロがまるで役に立たずつま先が痛い。帰宅後分かったことは前日までにカイロを買いそびれ、昨年使った残りを使ったので効果が落ちていたようでした。耳はなんとかなりましたが、口を覆っていないと冷気が喉や肺を直撃。手の指はハンドルカバーにグローブをしても痛いし動きが鈍い。脚はピリピリつま先は痛さで感覚がなくなってきている。上半身は動いているので発汗するほどですが腕は固まっている感じ。そのせいとは言わないものの相変わらず速度が上がらない。カメラも寒さでかなんだか不調、ふとデータを見ると最初のPC1(チェックポイント)まで制限時間ギリ、「うっそ!」そこから気合い入れてなんとかちょびっと貯金作って通過。
ちなみに コースをPoint of Control(PC)と呼ばれるチェックポイントをそれぞれ制限時間内でクリアしながら通過してゴールを目指します。
日本のブルベの場合24時間開いているコンビニで証明の為にレシートをもらい日時の証憑とすることが多いです。

二宮から大磯町、海沿いに出ると信号少なめで直線が続くのでそこでタイムを挽回しようと考えていましたが、向かい風が襲いかかってきて巡行速度が上がらない。この先は結構な登りもあるし都内へ戻ると信号の山が待ち構えている、今のうち時間の余裕を作っておかないとタイムアウトの可能性もある・・・。正月太りでたんまり肥えている自らを反省しながら懸命にペダルを踏み込んでなんとか都内へ、「どうせここまで来たんだから全力を尽くすしかない」と年明け早々結構頑張っちゃいました。
なんとか時間内で滑り込んで完走を果たすことが出来ました・・・。やれやれw
ということで、とりあえず自転車的にも2021年がスタートしました。