潤活日記

超還爺のサイクルライフ

スター選手の神髄を見た (大谷翔平・王貞治)

Oya3

連日の猛暑がつづくこの夏、疲労感の中で楽しみのひとつが、MLBで大谷翔平が所属するLAドジャースの試合。

多くの方と同じく私も大谷翔平の一ファンとして、彼の活躍とチームの動向が気になってしまいます。

まぁ、元々高校野球以外はプロ野球も大リーグもさほど興味のなかった自分ですが、これほど迄に一喜一憂するなんて我ながら驚きです。

MLBのTV中継を観る、外出の時はネットでもリアルタイムで必ず観ています。その後もYouTubeやネット記事をチェックするのが日常となりました。

そんな中懐かしく心温まるひとコマを見つけました。

数日前にボストンレットソックスと対戦した敵地フェイウェイパークスタジアムでの大谷選手と小さなファンとの出来事。

試合前、小さなレッドソックスファンが大谷翔平にサインを求めたところ、「試合の後でもいいかなぁ」と試合前の集中のためか大谷がそれを断りました。

その小さな子は落胆して試合を見続けました。結果はドジャースが負け試合終了、小さなファンはボールを握りしめ大谷翔平の言葉を信じずっと待ち続けます。

選手も引き揚げ観客も帰路につく。母親は「もう来ないんじゃない?」声をかける。しかし、その時大谷翔平が荷物を肩にかけたまま再びダッグアウトから出てきました。

少年を見つけると歩み寄り、ボールにサインをした後彼に「待っててくれてありがとう」と声をかけた、少年は大谷翔平の顔を見上げ感激で声も出せす頷く事しかできなかった。

このやりとりを見て私は、50年程前に同じ光景を見たことを想い出しました。

それは当時国民的スポーツだったプロ野球、巨人軍の ホームラン王の王貞治 のことです。大谷選手同様どこへ行ってもサイン攻めにあうのはスター選手の宿命とも言えます。

大勢のファンに囲まれそれに応じる王選手、一通り終え荷物を持って引き揚げようとしたとき、王選手は大人や大きな子達に圧倒され後ろの方でひとりポツンとボールを握りしめ俯く小さな子の姿を見つけると、再びそのこの前に歩み寄り優しく微笑みながらサインを書いてあげた。その子も前述の少年と同じくボールを胸に強く握りしめ王選手を見上げていた。 

そんな優しい光景が私には今でも強く残っています。 よく大谷翔平の人としての賞賛を耳にしますが、本当にすばらしい選手は圧倒的な強さと同じぐらい繊細で心やさしさを持つということだと改めて痛感しました。



(大谷翔平)レッドソックスの少年ファンにサインを断り非難されたが、試合後の静かな行動がMLBを感動させた