西日本ツーリング強制終了!
半月をかけて陸走で、山陰地方を回り、九州から四国へと旅をする予定でしたが、メカトラブルで途中で断念する羽目になりました。
計画は夏ごろに立て、今回もスーパーカブでの旅なので、事前に点検に出すなど準備を進めてきました。
約ひと月かけて点検を終え戻ってきたカブでしたが、その時点で調子が悪く再度持ち込むとクラッチの取り付け方を間違えていたようでした。長旅に出るのに不安が募りましたがさらに二週間かけて直ったとされましたが、微妙に不具合も感じました。しかし、タイムリミットが迫り釈然としないまま旅に出ることになりました。
名古屋までの道のりは、自転車では何度も走っていますし、カブでも春に岐阜まで来てますので初めてではないのですが、カブだと途中が原付以上でも125cc以下は通行できない区間が点在し注意が必要で、時間的ロスが発生します。逆に「ここ高速?通っていいの?」と思わせるような道などもあり、小さなバイクだと違反にならないよう気を使います。
湘南を出て、浜松経由で、まずは名古屋まで、翌日は大阪を目指し、その翌日、鳥取・島根へ、その後九州・四国と回る予定だったのですが、名古屋でトラブル発生。! 気がかりだったクラッチの調子がどんどん悪くなり、最後は異音を発して何度もエンジンが停止してしまうのです。騙し騙し名古屋のバイク店に持ち込むと、クラッチはもとより、おそらくミッション系まで被害が及んでいるという状態のようです。当然その時点で先に進むことはできず、あえなく計画は頓挫しました。バイクを店に預け自らは新幹線で帰ってくると言うバイクツーリングで最も避けたいお粗末な結果で終了。後日最初に点検をしたバイク店を訪れ経緯を話すと、バイクを名古屋から陸送で引き上げ、自分の店で徹底的に修理しますとのこと確でしたがもう信用できない。そもそもチェーン展開している規模の店が、カブは不慣れだと言う若い整備士に度重ねて任せっきりだった店側の落度は明確です。 ホテルのキャンセル料や帰りの交通費は自腹だし、その他諸々の後始末が必要でした。
ギネスブックに乗るような世界で最も売れているバイク「スーパーカブ」で、このような結果になるとは夢にも思いませんでした。
とは言え、前記の通り、そもそも点検に出したことで壊れるとは本末転倒、幾重にも不手際があったことが原因と断ぜざるを得ません。
ただ、トラブルは旅にはつきもので、今回は名古屋までのわずか300キロで終わりましたが、この中断が事故によるものでなくてよかったと思うことにします。
初日に唯一見物を予定していた巨樹がこちら。
何とも重量感があり、田園を見渡せる高台に立っていました。
今回はこれだけでしたが、この木を見られただけでも慰めでした。(^^)
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