20世紀に誕生した仏像巡り
自転車でいろいろ行っているのにブログ更新の方は滞るばかり。f(^_^)
久しぶりの更新は「20世紀生まれの石仏」と称して神奈川の比較的新しい仏像を訪ねました。
大根畑の間を抜けて最初に訪れたのは三浦海岸を見下ろす高台にある三浦大仏。
こちらは1983年に久里浜霊園内に建てられた石仏。高さは鎌倉の大仏を僅かに上回り、台座を加えると20m以上でそびえ立つように見えます。
「だるま」は中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧。達磨大師ともいう。
しかし、どちらかというとこちらのオブジェの方が有名かも知れません。
一度見てみたかったので激坂を登ってきましたが、凄い激坂が続くので二度目はないなぁ。
階段でも良さそうな激坂でした。
さて、次は名の知れた「大船観音」です。
観音信仰により国民の幸せを祈念して戦争を挟み30年越しに東急電鉄の創業者 五島慶太氏や政治家の安藤正純氏、曹洞宗の高階瓏仙禅師らの有志により建設されました。
小高い丘の上に立つ白衣の優しい観音様は大船駅からもよく見えます。
建設にはご苦労もあったようですが、今や大船の宝でしょう。ちなみに今のお顔は建設当時のお顔とはかけ離れて温和なお姿。 下の写真は再建時の建設の様子。
最後は小田原へ。
自分は小田原が結構気に入っていて、城などのメジャーな観光地ではない裏通りが好き。
こちらが早川にある「魚籃大観音」像です。
魚籃観音は中国三十三観音のひとつで、厄除けのほか漁業繁栄や航行安全の願いを込めてこの地に昭和57年(1982年)完成。
魚籃とは獲った魚を入れておく魚籠(びく)のことで、よく見ると観音様の手元に魚の尾が見えます
以前訪れた時よりやや傷みが目立ちますが、しなやかで優しく穏やかな観音様が相模湾をじっと見守って下さってますね。
小田原駅前に立つ 北条早雲像。
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