潤活日記

超還爺のサイクルライフ

静岡の短いローカル線「岳南電車」


静岡県のローカル線「岳南電車」を辿るライドをしてきました。


岳南電車は富士市の吉原駅と岳南江尾駅とを結ぶ10駅 9.2キロの路線です。
昭和11年に現日産自動車の専用鉄道として敷設されたものを利用して、昭和26年に営業運行開始。私鉄としては比較的新しい路線ですが、製紙会社などの工場が次々に進出し貨物輸送が大いに賑わいました。
2012年の貨物輸送廃止以後は経営不振に陥りながらも、工場の中を通り抜ける光景や全ての駅から富士山が見えるというのを売りにしたり、「日本一暗い夜景」として日本夜景遺産に登録され、車内灯を消して夜景を楽しむツアー「夜景電車」がSNSで話題になり使用者数の増加に繋げるなどがんばっている私鉄です。
車窓から見える富士山はさすがにその名の通り富士山の南を走っている路線という感じがします。


自転車で走っていてもそれほど景色がいいというわけでも無く、景勝地や観光スポットがあるわけでは無いがなぜか楽しい不思議な路線でした。



まったく　ローカル線巡りは電車に乗れてレトロな駅舎に出会い、自転車で走れば沿線の風景や暮らしに街の味わいなどを肌で感じられる楽しいシリーズです。