潤活日記

超還爺のサイクルライフ

「小湊鉄道」自転車の旅

千葉県の真ん中を走る「小湊鉄道」をトレースして全駅を巡るライドしてきました。


(長いので適当に飛ばしてご覧下さい)


小湊鉄道は、市原市の五井駅から、大多喜町の上総中野駅までの38.1キロを結ぶローカル路線です。現在も電化されることなく、単線をディーゼル軌道車1両または2両編成で運行されています。


今回は 五井から輪行で上総中野まで行き、そこから自転車で戻ってくる計画です。
五井から上総中野までは おとな1.440円でした。

特筆すべきは多くの駅が大正から昭和に作られた木造の駅舎で、まるでタイムスリップしたようなノスタルジックな路線ということです。 

小湊鉄道は大正時代に建設・開業し、本来は安房小湊までを結ぶ予定でしたが上総中野までで打ち切りとなり、その後当時の国鉄の路線(現いすみ鉄道)と接続した状態で現在まで残っているという経緯の鉄道です。
観光地としては養老渓谷ぐらいしか目玉は無かったのですが、近頃は四季折々に菜の花畑や満開の桜、田んぼの真ん中を走る姿などが人気。 

他にも各駅舎が映画のセットのような雰囲気を醸しだしていて鉄道ファンならずも惹かれてしまう魅力的な鉄道となっています。


そうした路線に乗って沿線を自転車の速度で走って、各駅を見物しながらその土地の雰囲気を味わう自転車ならではな遊びです。

紅葉シーズンもなかなか良い

上総中野駅

駅によっては硬券(厚紙の切符)が手売りで残っているようで大変貴重。


寄り道した月先トンネル

同じような作りの無人駅が多いのですが、一都三県にこういう駅が残っていること自体が貴重。

こんなオブジェがある駅もあります。 なんとなく空港で見る光景のような・・・。


途中駅は無人駅が多いのですが、きちんと管理されている様子


ドラマや映画にも使われます


何とか運行を続けている鉄道を、沿線の方々が大切にそれぞれ駅の維持に協力している手作り感がとっても素敵な鉄道でした。


千葉県には小湊鉄道以外にも去年訪れたいすみ鉄道や、崖っぷち路線の銚子電鉄など素敵なローカル線が残っています。


#小湊鉄道 #養老渓谷 #自転車旅 #月崎