【関西の旅】其の三 (奈良)
関西の旅三日目(今回はオートバイです)、暑さでクラクラしながら東大寺に続いて興福寺へ。
興福寺は釈迦如来を本尊とする法相宗の大本山。
創建は天智天皇8年 (669年) 藤原不比等ゆかりの寺院で藤原氏の氏寺。古代から中世にかけて強大な勢力を誇りました。そして東大寺同様に国宝を多く所蔵する名刹です。
東金堂と五重塔(国宝)
再建された中金堂
南円堂(重要文化財)
鐘楼
そしていよいよ国宝館へ
国宝 木造千手観音菩薩立像
国宝の金剛力士像を前にしたとき力が抜け深い安らぎを覚えました。
国宝 乾漆八部衆立像は 五部浄・沙羯羅・鳩槃荼・乾闥婆・阿修羅・ 迦楼羅・緊那羅・畢婆迦羅
そして中央にはあまりに有名な 阿修羅像
拝観を終え国宝館をあとにする頃には不思議な高揚感に包まれる自分がありました。
続いては春日大社
春日大社は全国に約1,000社ある春日神社の総本社
奈良時代の768年に平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建され、中臣氏・藤原氏の氏神を祀っています。主祭神の武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使とする。
参道から本社まで3,000基もの夥しい数の燈籠が並んでいます。 それらは平安時代末期から現代まで、家内安全・商売繁盛・武運長久などの願いを込めて寄進されたものです。
この春日大社にも立派な国宝殿があり武具や刀剣などが多く展示されています。
余談ですが、駐車場の脇の真新しいトイレにこんな手洗い場がありました。
排水も良く見た目にもおしゃれで我が家にも欲しい。
それにしても、覚悟はしていたものの連日の酷暑で発汗も尋常ではなく、努めてゆっくり行動するよう心がけましたが、自転車に乗っているときと違い風がない分かなり厳しい一日でした。
さて、奈良の仏像巡りも大詰め、次回は 「唐招提寺」と「薬師寺」を訪れます。
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