潤活日記

超還爺のサイクルライフ

キャンプと富士五湖サイクリング (動画)


大型連休を前に富士五湖を自転車で周遊することにしました。
朝早く出かけるのも面倒なので近くの森で前泊することにして、いそいそと自転車と野営道具を車に積み込み湘南を出発。

明るい内に到着すると川のせせらぎと鳥の声に包まれ夜露を避ける為のタープを張り椅子とテーブルを出して準備完了。 

肴をあぶり冷えたビールで一息つくとまったりタイムの始まり。お気に入りのDIETZハリケーンランタンの柔らかな明かりが心地よい酔いを演出してくれます。今宵のBGMはJimmy & Doug Raneyのギターデュオ、45年程前にJAZZ研の先輩から頂いたLPレコードをデジタルファイルにしたものなので、レコードノイズも入っていて雰囲気出ます。日が落ちて気温が下がる頃ホットバーボンにスイッチ、そして静かな夜が更けてゆきました。
深夜就寝中に大粒の雨音で目が覚めた、明日の雨がやや心配にはなるもののそれは成り行き次第と再び眠りにつきました。


翌朝は湿気が残りあたりは霧、幸い雨は上がったようです。濃いめのブラックコーヒーで頭をスッキリさせ、朝からこってり系のラーメンで腹を満たしたあとは、ちゃっちゃと片付けて山中湖へ。

湖は霧と霧雨で湿度MAXって感じ、少し待機した後晴れの予報を信じて漕ぎ出しました。
そこで本日の失敗が発覚、「寒い」のです。予報ではさほど気温が下がるとは見ておらず鵜呑みにしてウエアも初夏使用。

指なしのグローブなのでジンジンきます。ダメ元でコンビニに寄るも手袋のシーズンはすでに終わっており仕方なくそのまま先へと進みます。
山中湖畔を周ったあと河口湖へ、その頃には気温も上がり何とか行けそうな感じ。
平日ということもあり大型トラックが多くすぐ脇を爆走してゆきます。救われるのは意外と自転車に対する整備が進んでいたので特に危険を感じるということはありません。程なく河口湖に到着。

実は今回、久しぶりのブルベを想定したライドでもあるため最低限の補給で走り調子を見たいと思っています。富士五湖自体は珍しい訳ではないし車両も今までの ロードバイクではなくグラベル ロードでの参加を予定しているのでそれらのお試しも兼ねています。
午後にわか雨の可能性もあるのでなるべく早くロスなくさっさと回ることを目指します。

それにしても桜などの花が咲き誇り走っていて大変気持ちが良いです。西湖当たりでは日が差し暖かさを感じるほど。
富士五湖は車やオートバイで来る事ばかりで自転車でしか走れないルートの眺めはひと味違います。


精進湖・本栖湖を回って2時過ぎに山中湖へ戻ってきました。
結局一度も富士山の山容を見る事はありませんでしたが、良くも悪くも成果を得られました