潤活日記

超還爺のサイクルライフ

2021年のブルベ総括

年が明けSRメダルが届いたので、今回は2021年のブルベを自らの軌跡として書き置くことにしました。


2021年はこれまでで最も長い延べ1万3千キロを走った年でした。
加齢とと共に膝関節の軟骨がすり減る変形性膝関節症との戦いで、労りながら走行する日々。
2020年はコロナでブルベはほぼ全滅、2021年も例外ではありませんでしたが一部の望みを持って準備していたのが実を結ぶ結果となりました。


ブルベを走る理由は自らの力だけで数百キロの旅をすることができ、思いがけない楽しさや苦しみを味わいながら走破する個人的なアドベンチャーワールドが魅力だからです。
ブルベを始めた頃まさかこんなに続けられるとは、更に長距離ライダーの称号であるSRを何度も取得する事ができるとは夢にも思ってませんでした。


ブルベで完走するとフランスの国際的な団体から認定され、距離に応じて証となるメダルを受け取ることが出来ます。 200/300/400/600キロそれぞれを一年の間に完走するとSR(シューベルランドヌール)となります。そして今年はひとつの区切りとして、年間を通して目指していたSRをひと月足らずで獲得する信じられない成果まで手にすることまできて感無量でした。


こちらが2021年に獲得したメダルです。


人によってその時期に違いはあっても、大概のスポーツは年齢が進むにつれ体力的に続けられなくなる宿命を持っています。
私は長きにわたりアイスホッケーをプレイしてきましたが、リンクを離れてからは暫くスポーツから縁遠くなっていました。

その後自転車と出会いブルベに心惹かれていったのです。頻繁に交代しながら常に全力疾走のアイスホッケーとは違い、ブルベは長距離なので持久力があればなんとかなりますし、自分自身を見つめることができたり、そこから得るものは思っていたより遙かに感動的なものでした。


しかし今、ブルベを続けるには体が痛みすぎました、今後の成り行き次第ではブルベどころか自転車も降りることになるかもしれません。そうならぬよう体と相談しながらの自転車遊びとなりそうです。