猿島(SARUSHIMA)
暮れも押し詰まり今回は横須賀沖に浮かぶ無人島「猿島」を訪れました。
元々猿島は幕末、浦賀水道を一望する要塞として江戸幕府によって大砲が置かれ、その後明治時代に陸軍によって多くの砲台や弾薬庫などが拡張されました。関東大震災で甚大な被害を受けたあといっ時放置されましたが、昭和になり艦艇の侵入より飛来する航空機に対する防空の重要性が見直され海軍によって対空12mm砲が置かれましたがB29の襲来を阻止することはできず、結局要塞としての役割を十分果たす事無く軍事遺産として残されました。猿島を平成7年に国から譲渡された横須賀市は公園として整備を開始、海水浴やBBQなども出来る遊びの場としても注目され、渡船も定期運航となりプレハブの完売場は立派な建物に生まれ変わって多くの観光客をさばいています。
さて島内では砲台跡や弾薬庫跡などが良い具合に苔むし俗にいうラピュタ感を醸しだしていいるのですが、島自体は小さいので観光としては小一時間で見て回ることが出来ます。
概ね一時間に一本で運行
季節によって遊びのオプションが用意されているようですが、ガイドツアーで詳細な案内が受けられます。
往復の渡船料金は1.400円(+入園料200円)
こうした砲台跡が幾つもあります。
対岸の横須賀市
桟橋の隣三笠公園には日露戦争でバルチック艦隊を殲滅した日本海軍の主力艦で、連合艦隊司令長官東郷平八郎が乗った戦艦三笠が凜々しい姿で保管されています。
さて、今年もご覧頂きありがとうございました。
皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
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