潤活日記

超還爺のサイクルライフ

四次元ポケット

スマホを手放せないのはなにも若者ばかりではない、電車に乗るとほとんどの人がスマホをのぞき込んでいる。一人の場合昭和のころなら新聞を広げる・漫画や本を読む・目をつむったり寝ている、或いは景色や車内を眺めている、そんなところだった気がするが、それらのほとんどが今はスマホに取って代わっている。のぞき込む姿は皆同じでも何をしているかはバラバラ、そこには新聞も本もウォークマンもTVも動画もラジオも、メールやLINE・情報収集など様々なものが出力されている訳だ。
それ以外にも搭載されたセンサーやネット情報を駆使して無数のアプリケーションが“便利”を追求し続けている。


先日出先でどうしても細かい字が見えず困ったことがあった。そんな時私は100均でルーペを買おうと考える。ネット検索してみたらバンバン出てきた、そりゃそうだろうルーペは100均の範疇と言ってもいいアイテムである。


だが待てよルーペを常に持ち歩くことは面倒だし使おうと思ったら別のバッグに入っていて使えず仕舞いなんて事もあった。その時思い出したのはスマホの拡大鏡機能。(すでに多くの方が使っているだろうけど)

使ってみると細かい文字を読むことなど難なくこなすではないか、要はスマホにこの機能が入っていることを覚えていればルーペを持ち歩くことはないし、使いたいときだけ使用できるというわけである。


何かしたいことや困り事はまずスマホでドラえもんの四次元ポケットのように解決できないか調べてみる日常になるんだということ再認識しました。


AIが更に進み、おしゃべりの相手をしてくれたり、健康管理や見守といった介護の一役を担うとなればもはやスマホ依存は高齢者にとってもそう遠くない未来の姿なのかもしれない。