潤活日記

超還爺のサイクルライフ

灯台巡り (神奈川)

この週末は神奈川県沿岸の灯台を見て回りました。 神奈川の灯台と言うと思いつくのが「観音埼灯台」や「剣崎灯台」ですが、他にもなかなかユニークな灯台があることに改めて驚きました。近寄れなかった時のことも考えて今回は望遠レンズのカメラ持参です。
小田原から三浦半島まで二日にわたって走行距離述べ200㎞、10ヶ所の灯台を訪れました。

実は既に船舶の多くは海図や灯台ではなくGPSで船の位置を管理しているため灯台に頼ることは無くなっているらしいのですが、灯台は今も現役で海の安全を照らし続けています。



■ まずは一番西にある
「小田原港2号防波堤灯台」
提灯の小田原とアピール感が凄い。

小田原ちょうちんをイメージさせるデザインで、注意してみると西湘バイパスからも見えます。

小田原港新1号防波堤灯台(赤灯台)白提灯とペアの提灯灯台です。




■ 次は、
「大磯港西防波堤灯台」
初めて訪れましたが、シンプルですが目を引くデザインです。

OISOロングビーチのイメージですかね?(笑)



■ 次いで忘れてはいけない地元江ノ島の
「湘南港灯台」

灯台の下の五輪のマークをご覧頂けますでしょうか?
ヨットハーバーをイメージしたデザインとされ、海側から見ても街や浜辺をバックに白く美しい灯台です。

TOKYO2020 ヨット競技が行われるので常時車線規制などが行われ、江ノ島周辺は海水浴客の外出自粛とトレードオフしても今年はものすごい大渋滞です。
(7/17現在島内に車やバイクは入れません)



■ そして、テレビでほぼ毎朝見ると言ってもいい江ノ島の高台にそびえる巨大な灯台
「江の島シーキャンドル」 
展望台を兼ねた灯台で、地上60mから陸側を見下ろすと湘南のひと味違う眺めが楽しめます。



■ 久々に訪れた
「葉山港防波堤赤灯台」
やや色あせてきましたが、美しいヨットの帆のデザインと紅色が白いヨットとマッチしてかっこいいです。

数年前はこんな感じでした。




■ こちらは岩礁帯に立つ
「諸磯崎灯台」
 高波に洗われながらも海を照らし続ける姿が凜々しいスッキリデザインの灯台です。
ジモティーでないとなかなか行きにくい場所にある灯台です。




■ さて、次いで登場するのは
「城ヶ島灯台」です。


三浦半島の突端に位置する城ヶ島に灯台が設置されたのは1648年(慶安元年)、下記の安房埼灯台の場所に火が灯されました。後に城ヶ島灯台として現在の場所に移され、安房埼灯台と共にアベック灯台として恋人達に人気です。



「安房埼灯台]


当たり前のことですが、灯台のある場所はかなり見晴らしの良い所が多いですね。
城ヶ島公園からは次の岬に建つ剣崎灯台がよく見えます。



■その「剣崎灯台」です。
東京湾の玄関口の高台にそびえる灯台で、対岸の房総半島の洲崎灯台と対で東京湾の入り口を表しています。


普通の灯台、でもそこがいいんですよねぇ。
Pも無くアクセスが悪い上に観光意識は無いのでトイレなどもありません。
そのせいでいつ来ても静かで人影はほとんど無い灯台です。




■ 最後は「観音崎灯台」です。

個人的には灯台のイメージに即した灯台といえ、観光客も多く訪れます。
設置時期としては1869年幕府は諸外国の灯台建設の求めに応じ野島崎・品川・樫野埼・観音崎・現在の城ヶ島灯台が置かれました。


また灯台以外に観音崎には東京と横須賀軍港を守るために、明治政府によって東京湾口部に日本で最初に建設された西洋式の砲台群の跡も残っています。



以上、こうした灯台が日本には大小3.300基あると言われますが、月も無く真っ暗な海に遠く浮かび上がる灯を見ると、ホットするのはわたしだけではないでしょう。


その他


 退院したタイミングで梅雨も明け、リハビリのつもりでしばらく乗れなかった自転車を再開しました。ところが200㎞ブルベの試走をしたり今回のようなロングライドをして気が付くと今週だけで500㎞近く走ってしまいリハビリの域を超えてました。加えて連日の猛暑に体力を大きく奪われる過酷なライド続きだったので少しペースダウンしないと・・・。